不要な保険を解約した話
こんにちは、USK(@USKsimplelife)です。
今回は、不要な保険を解約したというお話しです。
あなたは営業の人に言われるがまま、保険に入りすぎていませんか?
これを見て頂いた方の参考に少しでもなれれば幸いです。
- ①知り合いの営業さんに勧められるがまま保険に加入
- ②年間の保険料は約60万円だった
- ③日本はとても優れた保険医療制度を持っている
- ④もしもの時が起きる確率
- ⑤生活防衛資金を貯めることも安心感につながる
- ⑥掛け捨ての生命保険に入り直して、年間50万円以上の節約に
- まとめ
①知り合いの営業さんに勧められるがまま保険に加入
今から9年ほど前、結婚と出産を機に、知り合いの営業さんに保険への加入を勧められました。
保険商品の知識や興味もなかった自分は、妻やこれから生まれてくる子どものため、
漠然とした万が一に備えてと、勧められるがまま保険に入りました。
加入した当初は万が一に備えれば保険料が高くても正解であるという根拠のない自信と、
将来の不安がなくなったような安心感に包まれていました。
②年間の保険料は約60万円だった
加入したそれぞれの保険料は別々に来る葉書で確認していましたが、
合計金額がどれくらいで、収入に占める割合や、どこまでの範囲に保証があるのかなど
ほとんど把握していませんでした。
保険料を見直すキッカケになったのは、こちらのYouTube動画と
家計簿アプリ、マネーフォワードMEで収入と支出の管理をするようになったからです。
支出を減らすように意識し始めて、月5万ずつ保険料が引き落とされることに違和感を感じ始めました。
あれ?私、保険料払い過ぎじゃない?
③日本はとても優れた保険医療制度を持っている
公的医療保険の自己負担
日本には国民皆保険制度があり、全ての人が健康保険や共済組合、国民健康保険といった公的医療保険制度に加入しています。
病気や怪我などで病院を受診し、治療を受けた時、公的な医療保険制度を利用すれば、年齢や収入などにもよりますが、最高でも3割の負担で済みます。
高額療養費制度
また、高額療養費制度という制度もあり、医療費の自己負担額の月額上限はある程度定まっています。
高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。
引用元:全国健康保険協会
こちらのサイトを参考にすると、年齢と収入にもよりますが、最高でも月の自己負担は14万円までで済みます。
そして、高額療養費制度の対象外には、入院時の食事代や差額のベッド代、保険適応外の治療費(レーシックやインプラント)などです。
対象外を考慮しなかった場合に、月にかかる医療費を自分で賄えるか、保険に頼った方が良いのか、これが保険を契約すべき基準になります。
④もしもの時が起きる確率
ではもしもが起こる確率はどれくらいあるのでしょうか?
30代の男性が40歳までにがんに罹患する確率は、0.5%と報告されています。
国立がん研究センターがん対策情報センターのデータによれば、たとえば30歳男性なら、10年後の40歳までにガンと診断される確率は0.5%だ。この確率は20年後の50歳で2%、30年後の60歳でも7%にとどまる。あくまでも統計的にみれば、60歳までの現役世代のうちにガンになる確率は10人に1人以下に過ぎない。
引用元:東洋経済オンライン
この確率に自分が当てはまるだろうと思う方は保険に加入しても良いかもしれません。
ですが保険も一種のギャンブルで、わかりやすく言えば、自分が病気や怪我をする方にお金をかけている状態なのです。
とても悪い言い方をすれば保険は不安を売り物にしています。
不安はどれだけ準備をしても無くならないものです。
不安を少なくするために、お金をかけるだけでなく、正しい知識を身につけましょう。
⑤生活防衛資金を貯めることも安心感につながる
万が一の場合にも生活水準を落とさずに、一定期間暮らせるよう、保持しておくお金を生活防衛資金と言います。
こういった防衛線を自分で用意しておくことで、安心感に繋げることも大事です。
月々の保険料を貯金に回すことで生活防衛資金はより早く貯めることができます。
⑥掛け捨ての生命保険に入り直して、年間50万円以上の節約に
私はこれまで契約していた積立型終身保険、医療保険、がん保険(いずれも掛け捨てでない)を解約しました。
もちろん元本割れはしたものの、保険の払戻金はおよそ280万円でした。
失った金額は大きいですが、それまでの保険費用として高かったが、健康でいれて良かったと考えるようにしています。
同時に掛け捨ての生命保険(月額4000円程)に入り直して、年間50万円以上の節約になりました。
まとめ
自分に本当に必要な保険は何か見極めること、自分でも防衛線をはることが今後の安心や保証につながります。
自分に不要な保険は解約し、必要な保険に入り直しましょう。